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イグニッションコイル
一種の変圧器で1次コイル、2次コイル及びそれが巻かれている鉄心で構成されています(図)。
鉄心が環状となっている閉磁路コイル、開放となっている開磁路コイルとがあります。図は閉磁路コイルです。
閉磁路コイルは鉄心だけで磁気回路ができているので、磁気抵抗が小さくなります。従って、同等の磁束を作るのに必要な起磁力は、開磁路コイルに比べて小さくてもよく、1次コイルの巻き数を少なくできます。この結果、開磁気コイルよりも小形、軽量化しやすくなっています。
二輪車のイグニッションコイルは開磁路構造が普通ですが、SP2パワーコイルでは閉磁路構造を採用しています。1次コイルに通電、遮断することによって約300~400Vの1次電圧が発生し、2次コイルに変圧された2次電圧(約40000V)が発生します。