- 検品について
SP2製品の検品は、お手数ですがお送りいただければ対応させていただきます。
その場合は「商品一式」(一部でも可)と、「A4紙にお客様の住所、お名前、連絡先及び初めからの装着、使用状況、車種等」をお書き添えください。
送料は、商品間違いなどを除き、基本的に元払いでお願いいたします。
検品は基本的に有料(ユニット含む製品¥6,600税込、含まない製品¥3,300税込 返送費含む)となっています。
万が一、使用方法に問題がなく、ご購入後1年未満で製品の不具合が有った場合は無料交換対応しています。
その場合、検品料は無料となります。
期間は検品到着後1~2週間いただいております。
- 火花が弱くなった?
火花の強さの違いはあるようで普通ありません。
プラグの状態などでそのように見えることが多いです。
どうしても弱くなっているとしたら、コイルに対する電源が何らかの原因で抵抗があり、コイル電流が減ったときです。
2Pコイルの1次側の抵抗値は0.8Ωなので1Ω程度の抵抗があれば計算値ではコイル電流は半分以下となり
放電エネルギーも減少します。
それ以外は火花は出るか、出ないかです。
- アイドリングが落ち着かない
SP2を装着すると火花が非常に強くなります。
特にスロットルパーシャルでその効果は大きく、全域でトルクアップします。
もちろんスロットル全閉(少しだが混合気を吸っている)でもトルクアップしており、アイドリングが高くなる、
回転の落ちが遅いなどはその影響です。
(機械ロス、ポンピングロスなどにトルクが打ち勝つ為)
対策はキャブを再調整するしかありません。(コンプレッションが正常が条件です)
十分暖機後、キャブバランス調整、スロットルストップスクリュー、エアスクリューなどで再調整してください。
- タコメータが暴れる
SP2コイルの1次側(コントロールユニット又はCDIユニットにつながる線)のパルスが強いため、タコの入力許容範囲を超えるか、
タコの入力回路の劣化の為、誤作動していると思われます。
対策としては、タコメータを正常品に交換するか、又はタコに届くパルスを弱める為に、信号線(1次側から分岐されている)に
抵抗を直列に入れるという方法があります。
抵抗値はテストしないと分かりませんが、500K~1Kオームの抵抗を10種類程度、用意して大きい抵抗(タコが動かないくらい)
から試して、徐々に小さくして、正常作動する範囲を見つけ、中間値で決めてください。
正しく作動する範囲が狭い場合もあるので、ざっくり行うと良いところを通り過ぎるので注意してください。
抵抗は「1/4Wのカーボン抵抗」で良いです(電子パーツ店で¥10/本程度)。
細かい抵抗値は小さい抵抗を直列に接続して調整してください。
対処療法なのでタコによってはだめなときもあります。
- 点火カーブの設定はどうすれば?
点火時期の考え方は、取説に原理的なことは記載しています。
そういうことを念頭において、まず一通り各点火カーブを試してみてください。
同一回転でも最適な点火時期はスロットル開度によって違うので、そのつもりで試してください。
基本的にスロットル開度が少ない(吸入混合気が少ない)ときは早めの点火時期がトルクアップします。
想定するスロットル開度に対して、早すぎても遅すぎてもトルクダウンします。
早すぎて、スロットルオープンでノッキング音が出たりしても、それですぐトラブルにはなりません。
ノッキングと点火時期は密接な関係にあり、点火時期を早めると燃焼最大圧力が高まりノッキングが発生しますが、
エンジンから最大トルクを引き出す点火時期はノッキングを生じ始める点火時期(ノッキング限界)の近傍に あります。
点火時期は重要ですが、繊細なものではありません。
また、点火時期の変化によるトルク変動は穏やかなので2度程度の差は体感では困難です。
色々試してみて、基本的には具合の良い、感じの良いところで結構です。
TPSが無いのでどこかで妥協せざるを得ません。
どうしてもパワーだということでしたら、シャシダイナモで点火時期をずらせながら測定すると、はっきりピークが分かりますが、
あくまでスロットル全開測定なので、通常走行でもそれが最良とは限りません。
キャブセッティングと点火時期は大きな関連はありません。
SP2の火花の強さによる変化が大きいので、まず点火カーブは適当なところで固定してキャブセッティングを決めてください。
点火カーブはその後でよいと思います。
- 強力な火花でプラグの寿命は?
火花放電によるプラグ電極の摩耗はわずかです。
それよりも多いのは、くすぶり汚染(カーボンの堆積など)による交換です。
強力な火花放電によって、燃焼が良くなるとくすぶり汚染も少なくなるので、帰って寿命は長くなります。
- CDI点火車にSP2ハイパワーコイルを装着したいのですが?
SP2ハイパワーコイルは、もともとフルトラ点火用に開発された高性能コイルですが、CDI(容量放電)点火車、フライホイルマグネトポイント点火車にも使用できます。
その場合、1次コイルに流れる電流はCDI点火の特性上、非常に少ないのでSP2パワーアンプは必要ありません。コイルのみの置換でOKです。
トルクフルな走りをお楽しみください。
価格は2Pコイル(ブラケット、1次コネクタ、コードジョイントセット付)が¥12,500税抜、1Pコイル(ブラケット、1次コネクタ、コードコネクタセット付)が¥11,000税抜です。
*注意*
汎用品なので作動確認、取付は実車合わせとなります。
車体側の電気的特性、劣化などで使用できない場合もあります。
- たくさん電流を流すということですが、バッテリーなどに影響は?
瞬間的には大電流が流れますが、平均すると2Pコイル×2(4気筒)で1.6A程度なので、バッテリーにも他の電装にもほとんど影響ありません。
- ノロジーホットワイヤーは装着できますか?
ノロジーホットワイヤーは火花放電の初期である容量放電を大きくする効果があり、SP2システムとの併用も特に問題ありません。
リーク防止のため、新品もしくは同様品をご使用ください。
- SP2装着でキャブレターのセッティングは?
ノーマル車では、ほとんど必要ありません。
チューニングの進んだエンジンでは、セッティング次第でよりパワーアップする可能性があります。
一般的に濃い目にセッティングしがちですが、薄い混合気(相対的に)にも強力に着火しますので試してみる価値はあります。
- SP2コントロールユニットだけでも装着できますか?
適応ノーマル車がフルトラ点火の場合は装着可能です。価格は各商品ページをご覧ください。
- イリジウムプラグとの併用は?
イリジウムプラグは電極の消炎作用を軽減する効果があり、SP2システムとの併用も特に問題ありません。
- SP2フルパワーキットは適応車種以外にも流用できますか?
SP2コントロールユニットは適合機種専用となっており、基本的にできません。
SP2ハイパワーコイル本体は共通なので可能です。
- スズキTL1000SにSP2パワーコイルキットを装着したいのですが、自己診断機能への影響は?
自己診断をキャンセルするために「SP2チェックキャンセラー」を同時に装着して下さい。装着によるSP2パワーコイルキットの性能低下や本体への影響はありません。
- ホンダVTR1000SP-1にSP2ハイパワーコイルを装着したいのですが?
VTR1000SP-1はCDI(容量放電)点火なのでSP2ハイパワーコイル(1P)のみで装着できます。
「01003 SP2ハイパワーコイルセット(VTR1000SP-1)」(専用コネクタ、プラグコードコネクタ付、¥22,800税抜)を設定しています。
VTR1000Fも装着可能です。
- BMWR1100SにSP2ハイパワーコイルを装着したいのですが?
R1100シリーズは1次コイル抵抗値がSP2ハイパワーコイルとほぼ同じなのでコイルのみで装着できます。
「01005 SP2ハイパワーコイルセットBMW R1100(R1100シリーズ用)」(専用取付ステンバンドセット、プラグコードジョイントセット付)を設定しています。
- 取扱説明書がほしいのですが、どうすればよいでしょうか?
商品に同梱しております。
また、各商品ページにございます、「取扱説明書(pdf)」を開くとご覧いただけます。